大きい鏡 造作

造作の洗面台と大きい鏡にこだわった洗面所

「造作の洗面台・大きい鏡・照明・床材・脱衣所と分ける」に徹底してこだわったわが家の洗面所を紹介したいと思います。

造作のコツや注意点もあるので参考になりますよ。

造作でできた洗面所
ハルコウ家の洗面所

 

では、わが家のこだわりポイント5つを順番にお話しします。

造作の洗面台

洗面台は必ず造作で作ることしか頭になかったので打ち合わせ初期から図面を起こして貰っていました。

 

ポイントは2つ。

①壁から壁まで全面を洗面台にすること

洗面台の横にスペースができても使い勝手が悪く困ってしまうことが多いですよね。何か収納ラック的な物を置くにしてもピッタリサイズがなかったり、ホコリが溜まって掃除しずらかったりします。

全面を洗面台にすればその悩みは無くなり、かつ台上の作業スペースが広々と使えるんです。わが家の希望は作業スぺースを広くして大人が2人並んでも使えること。

 

特に準備の多い朝は洗面所は取り合いになってしまうことも想定されるので、誰かが作業台を使っていても別の人が「洗面ボウルで手を洗える」「歯を磨ける」と邪魔にならないようになっています。

娘がいるわが家では絶対外せないこだわりポイントです。

 

②シンプルな設計でコストを抑えつつも収納スペースは確保すること

洗面台の下は一枚だけ中間棚を作ってあえてシンプルにしています。棚数を増やしたり扉を付けたりすると造作費用が増えてしまうので、とにかくシンプルに作りコストを抑えました

収納が増えるのは便利ですが、こういうシンプルな作りの方がカッコよく見えるし、無駄に物が増えない置かないのメリットもあるんですよ。

ボウル本体やパイプもわざと見せてオシャレ洗面所を狙っています。

 

この棚の部分はいつかどうしても物が増えた場合に無印良品のラタンカゴなんかを置いて収納していこうかなーって思ってます。

造作の大きい鏡

大きい鏡 造作
造作で作った大きい鏡

鏡は絶対大きいやつ!

これも外せない絶対条件でしたね。でも大きい鏡ってあまり市場にはなかったり、フレームやデザインが気に入らないことが多かったです。

鏡を2個付ける案も出ましたが妥協は許さずに大きい鏡オンリーです。

 

結局ネットや市場では気に入るのが見つからずに工務店に造作で作って貰うことになりました。

鏡を造作してもらう時の注意点は

  1. 窓枠の素材と色を決める
  2. 窓枠の幅と取り付ける高さを決める
  3. 値段が高いので予算と相談すること

 

窓枠に使う素材は洗面台と同じか似た物を選ぶこと。色は絶対に合わせるように!素材や色が違うと一体感がなくなりちょっと浮いた洗面所になってしまう可能性も。

 

窓枠の幅と鏡を取り付ける高さ(位置)は特に注意です。使う人が自分の顔をしっかりと見える位置に鏡がないと意味がないからです。

鏡枠の幅5cm
5cmある鏡枠の幅

例えば鏡の一番上側が床から170cmだとしたら、175cmの僕は頭が映らない可能性もあります。顔は写るけど頭のてっぺんが映らないことも。

そして失敗しがちなのが窓枠の幅を計算に入れているかどうかです。

例えば鏡の上側が175cmの位置になるように取り付けたとしても、窓枠を5cmでお願いしていたら実質鏡の高さは170cmになります。

 

メーカーが図面を起こしてくれる時に「床から何センチの所が鏡の上側になります」と言われたら、その上側は枠のことなのか鏡のことなのかをはっきりとさせること!

本来メーカー側が一言声をかけてくれるかと思いますが、最悪のケースは完成して初めて気づくことです。そうならない為にも打ち合わせの段階でしっかりと確認しましょう。

 

値段については「高い!」の一言に尽きます。鏡代と枠材費と工賃を合わせて4万円超えでした。

デザインとか気にしないである程度の大きさの鏡を取り付ければ1万円以内でできたはず。でもここは譲れないこだわりポイントなのでお金をかけてでも作りたかったのです。

 

照明

洗面所に付けた照明は”マリンライト”です。

これはデザイン性を重視して気にいった物を探して取り付けて貰いました。

電気を点けるとカバーの影が投影されて雰囲気がでます。

マリンライトの点灯
マリンライト点灯時

中の電球を交換できるので明るさや色合いが気に入らない時は交換できるのが良いですね。

床材

ダイニング続きの洗面所はダイニングと同じ床材を使用して床材の継ぎ目を無くすように設計

打ち合わせ当初は水回りと言う事で防水タイプの床材を選んでいましたが、水回りと言っても気にする程ではないと考えて防水じゃない床材を選びました。

 

なぜなら大人が使う分には床にまで水が跳ぶことは少ないし、子どもにはしっかりと訳を説明して覚えて貰えばいいからです。

ダイニングでお水やお茶をこぼしたり、脂っこいおかずを落としたりする方がダメージが大きいでしょ。

脱衣場と分ける

間取り
間取り

わが家は洗面所と脱衣場は別に作られています。

これは打ち合わせ当初からの条件で、住んでいる今もやっぱり別にして良かったと感じています。

家の大きさや予算に余裕があるなら絶対別にする方がいいですよ!オススメです!

 

最後に

せっかく注文住宅を選ぶなら味気ない既製品よりも、造作にする方がより気に入った家になると思います。

特に造作の洗面台は世界に1つしかない自分だけの物なので、満足する完成度だと嬉しさも倍になります。

注文住宅を選ぶ人やこだわった洗面所を作りたい方の参考になれば嬉しいです。

 

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