新築を建てる時にトイレの窓の大きさで悩んでいませんか?
この記事を読めばその悩みが解決できて後悔しないトイレを作ることができます
この記事で分かる事
トイレの窓が大きいと
・空間が明るくなり、電気代の節約になる
・床や壁が日焼けしやすい
・防犯に弱い
トイレの窓が小さいと
・空間が暗くなりがち
・床や壁を日焼けから守りやすい
・トイレの窓から侵入される心配が減る
トイレの窓の大きさを比較
大きい窓のメリット、デメリット
①トイレ空間が明るくなる
窓が大きい = 陽射しがよく入るのでトイレ全体が明るくなります。僕の家もトイレの窓が大きいので昼間はまったく電気がいらないです。
冬の曇り空でも昼間は朝7時頃から夕方4時頃までは電気をつけていません。夏場の夕方はもう少し遅くまで明るいですね。
これにより電気代が節約できるが最大のメリットです。
②床や壁が日焼けする
窓が大きいので陽射しがよく入ります。陽の入りが良いので日焼けのスピードが早くなってしまうのがデメリットです。
また陽が当たる床や壁の面積が大きくなり、日焼けする面積も増えてしまいます。
特に西陽が当たる位置に窓をつけるのは避けましょう。
③防犯に弱い
これは人が通れる大きさの窓以上だとどれも同じ話になります。
侵入される場所の多くは窓からです。そしてトイレの窓は開けた事を忘れて外出してしまうこともあり得ます。
窓の外に格子を付けるなどの対策が必要になります。
④空間が広く感じる
窓が大きければ大きいほど開放感がでます。
とは言えあまり大き過ぎるのは考えものです。トイレに合う適度な大きさが良いでしょう。
⑤換気の効率が良い
窓を開けて換気する時に、空気の循環がよくなります。
更に言うならば、トイレのドアも開けて通路先にある窓を開ければ完璧でしょう。
空気の循環は「空気の入り」と「空気の抜け」があっての話なんです。
小さい窓メリット、デメリット
①床や壁が日焼けしにくくなる
窓が小さければ陽射しが入る量も減るので日焼けがしにくくなるメリットがあります。
また陽が当たるも面積も減り、やはり日焼けする面積も減る道理です。でも日焼けする事には変わりないから、そこまでの恩恵はないのかもしれませんね。
②窓からの侵入確率が下がる
大きいまどよりも小さい窓の方が侵入されにくいです。家の中の大きい物も盗られなくなります。
でも防犯で1番大事なのは大きさではないので、防犯対策だけで決める理由はまったくないと思います。
③空間が暗くなりがち
デメリットとして大きい部分です。
余りに暗いと昼間でも電気をつけないといけなくなります。電気代もかかってしまいますね。
まとめ
トイレの窓を大きくして空間が明るくなり電気代の節約も+開放感がでてトイレが広く感じるメリットを選ぶことをオススメします。
日焼けするデメリットもありますが長年住んでしまえば気にすることもないのではないでしょうか。
防犯に関してトイレの窓よりもリビングや寝室などの窓からの侵入の方が多い傾向があります。窓の外に”格子”を付けるか、”防犯ガラス”を取り付けるだけで十分だと思います。
ちなみに窓が大きいと外からの視線が気になる意見もありますが、基本的にトイレの窓は”摺りガラス”を使うはずなので大丈夫です。
逆に窓を小さくしてもメリットが少ないです。
最後に
たかがトイレと思うなかれ!誰もが毎日必ず使うトイレだからこそしっかりと考えるべきなのです。
窓の大きさや位置、高さは重要です。
- 窓を大きくしたら収納棚を作るスペースがなくなった。
- 座った目線に窓を作り窓を開けていたら隣家の人と目があった。
- 窓から冷気がきて寒い。
窓の外側の環境は?
隣の家のどの位置にあたるのか。例えばトイレの向こうが隣の家のリビングで窓が開いていたら?人がいる可能性が高いリビングです。
音が漏れたらどうしよう。臭いが流れていったら不快させてしまう。なんてことも実際にあります。
案外考える事は多いです。LDKやお風呂を優先して余ったスペースにトイレを作ればいいという簡単な理由で作るときっと後悔しますよ。
またハウスメーカーの言いなりに作ってしまうのも危険です。しっかりと熟慮してくれる担当ならばいいですが、そうとも限りません。
最終的に住むのはあなたです。なら詰めるところまで考えるのもあなたの仕事です。後悔しない家づくりをしてくださいね。
こちらもどうぞ