間取りの良い点・悪い点を紹介するシリーズ〈玄関ホール編〉です。
このシリーズでは、注文住宅で建てたわが家の間取りで「ここは良かった」「やって正解だった」や逆に「これは失敗だった」「住んでみたら良くないなぁ」といった所をまとめています。
間取りで悩んでいるあなたやこれから新築を考えたい人に少しでも参考になれば嬉しいです。
間取り図
赤枠の部分が今回紹介するところです。
1階
2階
☟39坪のわが家はこんな感じ
憧れのマイホームを注文住宅で新築するために何度も何度も打ち合わせをした結果シンプルだけども住みやすく自分達らしい間取りが完成。 延床39坪の間取りを公開します！ マイホームの間取図 [caption id="attachment_19[…]
＜玄関・ホール＞
良かった点
○大人3人並べる広さ
家つくりのこだわりの一つで玄関ホールは広くゆとりを持ちたい思いから広めの設計。おかげで親2人と子ども2人で出かける時も難なく動けます。大人3人でも同時に靴が履ける余裕があります。
来客者からも家に入ってすぐに目に入る玄関ホールが広めだと感動して貰えます。見せる為に作った訳ではないですが褒められればやっぱり嬉しいですね。
○存在感あるディープグリーンのドア
玄関ホールは白色で統一させ唯一LDKに続くドアだけをディープグリーンにしました。これによってディープグリーンのドアの存在が際立ちお気に入りの空間に。
使ったのは”ウッドワン”のピノアース オーダーペイントドア で無垢材のドアにカラー塗料を塗布したものです。
○天井のシート貼り
天井全面に木目調のシートを貼ってアクセントにしました。これすっごい良い感じです！シートを貼るだけで雰囲気がグンッと上がって高級感も出ます。
シートと言っても天井なのでまぢまぢとは見ないし少し遠いからシート感もなく気軽に取り入れることができます！ぜひ検討してほしい事の一つです。
○ニッチ＋ディスプレイ
玄関入ってすぐ左側の壁にニッチを作ってもらいディスプレイスペースにしています。幅は34cm×奥行10cm×高さ20cmの小さいニッチですがムーミンやリサラーソンのライオンの小さいオブジェを飾ることができ作って良かったです。
悪かった点
●玄関ドアが凶器に
えっ？！と思われるでしょうがわが家では深刻な問題になっています。
風が強い日に玄関ドアを開けると風の力で玄関ドアが異常なスピードで開いてしまうのです。本当に異常なスピードで開くので大人でも体を持っていかれます。実際に妻が飛ばされました。
まだ住み始めて間もない頃、風の強い日に何も知らない妻が玄関ドアを開けたら気がついたら空を見上げていたそうです。つまりドアを持ったままだったので身体ごと飛ばされて玄関先のフェンスに激突し地面に落下したのです。命の危険を感じます。
これが子どもだったらと思うと本当に恐ろしいです。この出来事以降玄関は必ず大人が開けるように徹底しています。来客者にも開けさせない様に声掛けしています。それでも、分かっていて力を入れて耐えようとしても男の僕ですら1歩は持っていかれるほどです。
間取りの図面を紙の上から眺めていてもこの問題点は分かりません。住んでみて初めて気が付く問題点でした。問題なのは外の環境なのだと思います。
西側にあり玄関先には隣人の家が建っています。そして南側には川が流れていて北側は田んぼなのでわが家の玄関・アプローチは完全に風の通り道になっているのです。川沿いで風が強い日も多く風が通りやすい条件という最悪の環境が招いた結果になります。
今でもこの問題は解決できずにいます。というか解決策が見つからないのです。こうなることが分かっていれば間取りを考え直すこともできたのですが、、新築で一番の問題になってしまいました。
●窓が小さくて暗い
玄関ホールには60cm×60cmの窓が西側に一つあるだけ。太陽の光が入る場所がここしかないので日中でも暗く電気を付ける必要があります。設計時に暗いかなぁ～なんて思いながらも他に窓を作れる場所もなくそのまま完成しましたがやっぱり暗かったのが悪かった点です。
最後に
玄関は始めに見られる顔なのでこだわって作りました。ここでは紹介していませんが玄関の床はタイルで作っていて玄関外のアプローチまで同じタイルが続くようにしたり、玄関ドアも木を強調しているデザインを選んだりしています。
自分達が帰宅した時もまず入った部屋がお気に入りの空間だと嬉しいし気分が良くなりますよね。来客者にも良い印象を与えるので一石二鳥なのです。
間取りの良かった点・悪かった点のまとめはこちらからどうぞ。
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