シューズクロークを作るに当たってどんな間取りが良いでしょうか。
3畳のシューズクロークでできる2パターンの間取りを比較して考えてみたよ。
間取り図を載せながら解説します。
玄関を入って右手にはホール→LDKで左手にシューズクロークがある配置で、シューズクロークからはどこにも繋がっていません。
3畳ほどの広さにしたので収納力はあるんですが間取りによって使い勝手や仕様が変わってきてそこで迷ってしまいました。
では具体的にどう違ってどう悩んだのかを比較してみましょう。
パターン①中央通路で両サイド収納
シューズクロークやウォークインクローゼットではよくある間取りですね。
まずはこちらを特徴を見ていきます。
その1.クローゼットドアの存在
まず見た目的な問題です。
玄関ホール全体の内観でクローゼットドアがあるとないのとでは雲泥の差がでます。
特にわが家は玄関ドアとホールにトイレとLDKのドアがあるので、そこにクローゼットドアまで出来てしまうと四方全てにドアがあることになります。
ドアだらけでなんとも格好悪いと思いませんか。僕は嫌ですね。
次にドアの汚れ方です。
クローゼットには主に外で使う物を置くことが多いですよね。
例えば靴や傘にレインコート、ベビーカーやオモチャにボール。日曜大工の工具だったりわが家ではアウトドア用日やスノボ用品にプール関係などなど。
白いクローゼットドアが汚れることが目に見えます。
茶色にすれば多少は良いかもしれませんが、茶色は選べない理由があります。それはグリーン色にしたLDKへのドアを強調させたいからです。
理想は、
白い壁にグリーン色のドアがドーン!と存在する空間なんです。
なのでトイレのドアは白色にしてます。玄関ドアは茶色ですが、クローゼットドアまで茶色はありえないですね。
結果つけるなら白いドア。でも白は絶対汚れるのが気になる。でもドアがないと中身が丸見えでムリ。
こんな感じで悩むところが多かったですね。
そして値段です。
クローゼット1つとっても決して安くない買い物なので無くすことで節約にもなります。
ただ問題としてはドアがなければ中身が丸見えです。基本ゴチャとするシューズクロークの中が丸見えなのは問題外でしょう。
その2.収納力
中央に通路があり両サイドに収納できるこの間取りは四方の壁いっぱいに収納ができるので収納力は抜群と言えます。
靴やコンテナ・箱といった小物がたくさん収納できて使いやすいですね。
ただ棚に囲まれているのでとても圧迫感はありますし、物の出し入れ作業はしにくいです。
またこの図面だと棚の奥行は30cmずつで通路部分が120cmほどになります。
棚の奥行30cmはちょっと小さいかもしれませんね。
これらの様にA4サイズの箱・コンテナは長い方向で35cm~40cmくらいはあるので、どれを置くにしてもはみ出るでしょうね。
40cmの奥行がある棚ならばちょうど良いサイズになります。
なので作るなら奥行をともに40cmにして通路を100cmにするのが良いと思います。
通路は90cmもあれば大抵のことは支障はないですが余裕があるほどでもないかと思います。
パターン②片側通路・片側収納
間取り図はこちらです。
わが家の最終的なシューズクロークです。
選んだ理由は玄関ホールの内観美とクローゼットドアがなくても問題ないから、つまりドア代の節約です。
では詳しくお話しします。
その1.玄関ホールの内観が美しくスマートになった
クローゼットドアがなくなってスッキリとした上に空間に奥行きがでて広く感じれます。
それでいてネックの収納部分はうまく壁で隠れるので収納の中身が見られることもありません。
カッコいい!これは最高!!
実はこれ工務店からの提案ではなくて自分で考えて作った間取りなんです。だからめちゃめちゃ気に入ってます。
玄関ホールがカッコよくて家の中で一番好きな空間になりましたね♪
その2.収納力は減った?
棚を作れるスペースは減ってしまいました。覚悟の上です。
でも棚の奥行はより広く確保できるようになっています。
実際付けている棚の奥行は40cmと45cmです。必要なら60cmにしても問題ないです。
そして棚前の空間(通路部分)に余裕があるので物の出し入れ等作業はとてもしやすいし圧迫感もありません。
実は写真で見る上側の棚はまだ取り付けていなく実質左側の棚のみです。
でもまだまだ収納に余裕があり十分な広さがありますよ。
足りなくなってきたらいよいよ上側に棚板を増やしつつ収納力UPもできますし、右側の壁(通路部分)だって工夫次第で使えるでしょう。
収納棚が多いからとむやみやたらと詰め込んでゴチャゴチャするよりも必要な物だけを整理整頓して収納する必要があるので、結果片付けしやすくなったので後悔はしていません!
その3.ドア費用の節約
前者の間取りで必要になるドア費用が1個25000円くらい節約できました。
まとめ
大事なのは自分たちの性格を踏まえて何を重視するかだと言えます。
「とにかく収納力を上げたい」
「内観も大事なので疎かにはしたくない」
「整理整頓は超苦手だから絶対ドアは欲しい」
など。
自分達が実際に生活する様子をイメージして住みやすそうな間取りを作れるように考えてましょう!
それでは。