注文住宅

注文住宅で家を建てる時の気を付けるべき4つのポイント

これから注文住宅で家を建てようと考えている方に重要な事を4つ説明します。

この記事を読めば【注文住宅で家を建てる時の気を付けたいポイント】が分かり、理想の家を作ることができます。

「新築は注文住宅がいい!」と憧れを持つことはとても良いことですが、気を付けないと家が完成した時に後悔することも。

 

そもそも注文住宅と言っても”フルオーダー”と”セミオーダー”があります。(規格型住宅というのもありますが今回は割愛)。

まずはどちらで建てたいかを決める必要があります。ちなみに僕はフルオーダーです。理由はこだわった家を建てたかったからです。

なので今回はフルオーダー注文住宅についてのお話しになります。

 

フルオーダーのメリット・デメリット

フルオーダーと言う通り、すべてを自由に選んで作ることができるのが特徴です

間取りや内装や外壁材、設備だって断熱材だって好きな物を選べます。つまり完全に自分好みの家を建てる事ができるのです。

こだわった家を建てたい人向けの注文住宅と言えますね。

 

ただしその分決める事が多いので時間と労力がかかるデメリットがあります。この事は後述します。

さらには最終的に一番費用が高くなるのもこのタイプです。時間と労力とお金がかかるので家にこだわりを持たない人は避けた方がいいでしょう。

 

とは言え家を設計したことがない人が1から10まで自由に作れるはずがないですよね。だいたいの住宅会社は基本的なプランを持っています。つまり標準仕様と呼ばれるものです。

「キッチンならこのメーカーのこれ」「柱に使う木材はこれ」「断熱材や建具、窓はこれ」と言ったところです。

ただしフルオーダーのメリットは標準はあくまで標準で、別の希望する物に変更が自由に効く所です。変更すれば差額の料金が発生する仕組みになっています。

 

ではまず<間取り>について見ていきましょう。

自分の希望通りの間取りが作れる

もしあなたが訪れたメーカーの営業マンが「ではあなたの理想の間取りを好きなように書いてきてください」と言ってきたらどうしますか?できますか?できませんよね。

 

まず一番最初に行われるのが”ヒアリング”です。あなたが訪れたメーカーの担当者(営業マン)があなたに質問をします。

「部屋はいくついりますか」「LDKの並びはどんなのが良いですか」「部屋の広さはどれくらいを希望しますか」などです。

施主の希望を細かくヒアリングしてそれを元に設計してもらい大まかなプランが提案される流れになっています。

 

あとはそのプランを見てさらに詰めていく作業の繰り返しです。

1度の設計で家ができるはずがないのでこの打ち合わせは何回もすることになりますが、理想の家を作る為には妥協できないところです。

そして何より大事なのは間取りに対する自分の希望を明確に持つことです。

 

間取りなんて無数にパターンが存在するし正解があるものでもないです。

自分たちのライフスタイルを想像してどんな暮らしがしたいかを考えながら間取りを決めることが重要です。

参考という意味ではいろいろな間取りを眺めながら

「この間取りならこんな生活になるんだろうか」

「この間取りはここは使いやすいけど、ここが使いにくそうだぞ」

とイメージするのも効果的です。

 

ヒアリングをするのは営業マン?設計士?

一見分かりにくい質問かもしれませんが、実はできてくる設計図はまっったく違うものになります。

できることならば設計士と直接お話しする機会があるとベストです。

 

それは何故なのかを説明します。

営業マンの場合

割と多く見られるのはこちらのタイプです。施主さんと話すのは営業マンの仕事と位置づけられているからでしょう。

流れとしてはこうなります。

 

施主の希望→営業マンがヒアリング→営業マンが設計士に伝える→設計士がヒアリングデータを元に設計→完成した設計図を営業マンに渡す→営業マンから設計図を貰う

 

なんとなく分かりますよね。営業マンという仲介役がいることで施主の希望が正確に伝わるかが分からないのです。

 

・営業マンは設計の知識がない人も多数。打ち合わせの時点で疑問や設計に支障がでるかどうかが判断できない時もあります。

・設計士は施主と直接会話をしていないので、ヒアリングのデータだけを頼りに作ります。細かいニュアンスが分かりません。

 

などの観点から見るとデメリットは数多くあるけれどメリットは少ないのです。

設計士の場合

できることならば間取り決めの時は設計士を交えた打ち合わせが理想です。毎回が難しいならたまにや、大きな変更がある時などでも十分効果が高いです。

最大のメリットは直接話すことで施主の意図を正確に理解してくれて細かい気配りをして貰えることです。

設計士は話を聞いている間にも頭の中で簡単な設計図を作っています。打ち合わせの時点で疑問に感じたことや支障がでそうな所をその場で指摘してくれるメリットが付きます。

 

営業マンを通すと1テンポ遅れての指摘になってしまうので、結果進みが遅くなってしまうことも。

 

担当者との相性も大事なポイント

営業マンでも設計士でもインテリアコーディネーターでも言える事ですが、相性が良いか悪いかはとても重要です。

打ち合わせは楽しくないとただの苦行になります。楽しくない打ち合わせでは話も弾まないし、決める気も起きてこないです。ましてやアイデアの閃きなんて絶対にでてこないです。

 

逆に相性が良く毎回打ち合わせが楽しいと進みは早いです。話が弾めばいろいろな情報が飛び交いより良い仕上がりになります。

 

大事なのは

〇楽しく打ち合わせができるか

〇自分の意見や希望がしっかり伝えられるか

〇相手の気迫や巧みな言葉に丸め込まれてしまわないか

です。

 

どうしても苦手な担当に当たってしまったら、お願いして担当を変えてもらうか他のメーカーに変えるかする方がいいでしょう。

ちょっと勇気が必要なことですが後悔しないためにもここは妥協してはいけません。

時間と労力がかかる

上記のデメリットとしてもあげたこの問題は避けられないことなので覚悟を持って選んでください。

・もしも打ち合わせの時間を十分に持てない状況で家づくりを進めたら。

・もしも自宅で旦那さんや奥さんと話し合う機会が持てなかったら。

・もしも完成まで時間の余裕がなく急いで決めたら。

自分の希望通りに進んでいなかったり詳細の詰めが甘かったりと後々に後悔する可能性が非常に高くなります。

 

余裕がないとストレスになってきて、家作りが楽しくなくなる危険性も。

最悪のケースは住宅会社に言われるがままに進んでしまう事。後々になって「こんなはずでは…」と後悔しても後の祭りです。

 

理想の家を建てる為には時間と労力をしっかりと持てる環境を自分で作る必要があります。

まとめ

①フルオーダーとセミオーダーの特徴を理解して自信にあった方を選ぶ

②自由に間取りを作れるけど自分の希望を明確に持つことが重要

③ヒアリングはできるだけ設計士に聞いてもらう

④相性の悪い担当に当たってしまったら勇気を持って変えてもらう

⑤時間と労力を確保する

 

いかがでしたか。

フルオーダー注文住宅を選ぶ際の気を付けたいポイントを説明しました。

決めることは多いですがその分こだわって家を作れるのが魅力的な注文住宅です。

選ぶなら【徹底的にこだわって妥協をしない、詳細までしっかり詰める】ことをオススメします。

 

後悔しない為に。

 

家づくりは楽しむ事が一番大事!!

 

それでは。

 

注文住宅
クリックしてもらえると励みになります!