バルミューダ ザ トースター

究極の美味しさに!話題のバルミューダのトースターで食卓に感動を

高級トースターで有名なBALMUDA The Toaster(バルミューダ ザ トースター)。正直なところ、しょせんトースターとばかりに思っていました。そう、バルミューダのトースターで食パンを焼くまではね。

高級トースターと謳われているこのバルミューダ ザ トースター。他のトースターと比べてそ・こ・ま・で美味しくなるものなのか、僕ハルコウは前々から疑問に思っていました。言っても家庭用の家電製品でしょ?と、高をくぐっていた僕は思い知らされました。

今までの常識をひっくり返され、感動する美味しさのトーストを焼き上げてくれるのです。高級トースターが家庭の食パンを究極の食パンに変身させる様をぜひご覧ください。

バルミューダのトースターはなぜ美味しいのか

今回使う食パンは「超熟」、バターは「北海道バター」を使います。一般的な食卓ですね。

まず使うのは「トーストモード」。付属の計量カップで5ccの水を給水口に入れます。この5ccの水が肝なんです!

給水口に付属品の5ccカップで水を入れる
給水口に付属品の5ccカップで水を入れる

スチームが庫内に広がってパンの表面に薄い水膜を貼ります。水分は気体よりも早く加熱するので、これによりパン表面を軽く焼くことができます。この後にコンピュータの温度制御による緻密な焼き上げがなされます。

この5ccの水とスチームテクノロジー、そして温度制御によってパンに水分を閉じ込めつつ「外はカリッ、中はフワッ」の美味しいトーストが出来上がります。

コンピュータによる完璧な温度制御で焼き上げる

焼く時間は3分。

ここからはバルミューダが誇る完璧な温度制御で焼き上げます。これが一般的なトースターにはない最大の特徴で、バルミューダの技術の結晶です。

3つの温度制御があって、

  • パンの中の柔らかさと風味が蘇る60℃前後
  • 表面がキツネ色になる160℃前後
  • 焦げ目がつき始める220℃前後

とコンピュータ制御されています(バルミューダの公式HPによる)。

始めのスチームはこんな感じ。

ヒーティング中
庫内が赤くなっているのが分かります

ガラスが水蒸気で曇ってます。ヒーターも赤い発光が強くなったり弱くなったりしていますよ。これがヒーターの制御な訳です。

このバルミューダのトースターには5つのトーストモードがあり、それぞれが最適な焼き加減になるようにコンピュータによる温度制御されています。(今回は「トーストモード」の場合です)

絶妙な焼き加減と「外はカリッ、中はフワッ」

焼きあがるとこんな感じ。

焼き目のできた食パン
絶妙な焼き加減に思わず「おぉー!」と唸ってしまいました。

いい感じに焼きあがっていますね!焦げ過ぎず、でもしっかり焼き目を付ける絶妙な仕上げ。この仕上がりだけでテンション上がりますね♪

裏はこんな感じ。

裏側もしっかり焼き目がある
網の焦げ目がキレイについています。

最後にバターを適量のっけて庫内の余熱で溶かすと、こんな感じに仕上がります。

バターが溶けていく
バターがジュワ~と溶けていくのが気持ちいい

バターの溶け具合がもの凄く美味しそうです。

実際にパンを割いてみると、中身の質が違うのも分かります。一般的なトースターによるパンは割いた時はバリッとちぎれますが、バルミューダの場合は生地が伸びながらふわぁ~と離れていきます。まさにもっちもちな訳です。

 

その美味しさに感動しました

バルミューダで焼いたパンは感動するほど美味しく焼き上がります。

まず、パンの表面はこんがりと焼けキツネ色に輝いていて、それだけで美味しく見えます。

外はカリッと気持ちのいい音が響き、それでいて中はふんわりと柔らかく、水分を閉じこめるとはよく言ったものです。

食パンってこんなに美味しかったっけ?!なんて家族で笑いながら食べていました。しかも、焼いたパンが硬くて嫌いだった娘も、「おいし〜」と食べるようになりました。

BALMUDA The Toaster 恐るべし…

某会社のトースターで焼いたパンは焼き立てですらふんわり感ゼロで硬かったので、バルミューダの凄さがより際立って分かってしまいました。

ちなみに個人的には3分よりも2.5分の焼き上げの方が断然美味しかったです。2.5分で焼くとふんわり感が倍増しますよ(表面の焼きは減ってしまうがカリッと感はしっかり残っています)。これ、おすすめです。

お手入れと使用時の注意点

味はとにかく美味しいですが、トースターである以上、お手入れ(掃除)はつきものです。

高級だからと言って手入れがない訳でも少ない訳でもないんです。いや、むしろ掃除ヶ所が多いぞこれ。

①手入れ(掃除)は4つの部品

バルミューダの掃除する所はこんな感じになってます↓

取り外しできるパーツ
左下がクズ受けトレー、右上から網、給水パイプ、ボイラーカバー

この給水パイプとボイラーカバーがちょっと曲者だったりします。

具体的に…

給水パイプは中が洗いにくいです。方法はきっと曲がるブラシを押し込むしかないと思う。他の方法で洗っている方がいたら聞いてみたいですな。

ボイラーカバーは洗うのは問題ない。けど強く握ってしまうとアルミなのですぐに曲がってしまう。実際僕もクロスで拭いていたら曲がってしまいました。曲がってしまったら当然形状が変形してしまうので、元の場所に綺麗に収まりません。ガタツキがでます。性能にも影響してしまう?!かどうかは分かりませんが。幸い手で曲げてほぼ元通りになったので良かったです。取扱いに注意が必要ですよ。

あと水滴を残したままにすると水垢になってしまう。長いこと放置してしまえば取りにくくなるよ。僕は洗った後はクロスで拭き上げています。

②ボイラートレイは焼き付く?!

あと注意点があってこれが1番難題かもしれません。

ボイラートレイが焼き付くんです。

焦げ付き?ができる
写真では少し見ずらいですね。

もしかしたら水を入れ忘れてトーストしてしまったからなのかな。他の方でも同じような方いるのでしょうか。しかもこれが落ちないんです!見えない所だけど結構ショックを受けます…もしかしてこういう物だとしたら注意のしようもありませんね。

③パンくずトレーは働かない

最後に、パンクズトレーはパンくずを完全には受け止めてくれないです。庫内のパンクズを払い落とした後、トレーを引き出すとトレー(トースター本体の)下にパンクズが落ちてます。どうも隙間から落ちているようです。バルミューダさん…要改善ですよー

感想とまとめ

半年ほど使ってみた感想は、まず「ほんとうに美味しい」。家でこれだけ簡単にこれほど美味しいトーストが食べられるのならば、間違いなく買いの商品です。毎朝パン党だけじゃなく、すべての人におすすめしたいです。

「5㏄の水を入れる」というひと手間増えた事は微塵も苦にならないし、むしろそれだけで失敗もムラもなく毎日美味しいパンが食べらることが嬉しいですね。

ちょっと面倒な掃除は「2万超えの高級トースター」だから大事に使いたい思いから頑張ってます。でも掃除カ所が多いのはやっぱり面倒だね…

キッチンに置いてあるだけでオシャレだし友達にもさりげなーくアピールできたりしますからね(笑)

「結論」:買って正解でした。もうこれ以外のトースターは使えないです。

たいていは数千円で買えるトースター市場に破格の2万円超えトースターという衝撃は、発売された時から注目を浴びていましたが、そのハンデを物ともせずに市場を勝ち上がってきたBALMUDA The Toaster(バルミューダ ザ トースター)。

しかし逆に言うとこの値段でありながらも人気がありたくさんの方が買われているのはやはり理由がある訳です。そして、その理由はやはり性能の良さということでしょう。

たとえ値段が高くとも、それに見合ったものを提供してくれるのだから価値がある。あなたもぜひ体感してみてください。きっと今までの常識がひっくり返りますよ。

(バルミューダ ザ トースター)を検討されている方のご参考になれば幸いです。

それでは。

バルミューダ ザ トースター
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